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海水淡水化分野

<研究スタッフ>

教授: 池上 康之   [外部データ] J-GLOBAL
助教: 安永 健   [外部データ] J-GLOBAL

 

<研究分野の概要>

海水淡水化技術に関する研究

<現在の研究>

2.海水淡水化に関する研究

2.1  海水淡水化実験装置


 佐賀大学海洋エネルギー研究センターでは、海水淡水化の方法の一つである「フラッシュ蒸発式」淡水化装置を用いた研究を行っています。この淡水化装置は、30kW OTECと組み合わせることでハイブリッド式あるいはインテグレート-ハイブリッドシステムとして複合的に用いることで、効率の良い淡水化が可能となります。インテグレート-ハイブリッドシステムとは、OTECを核に、海水淡水化、水素製造、海洋深層水の再利用などを組み合わせたシステムです。

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      インテグレート-ハイブリッドOTECの概念図

[フラッシュ式海水淡水化装置の原理] フラッシュ式の海水淡水化装置内は真空ポンプで真空状態に保たれていて、そこにノズルから海水を導入すると、一部が蒸発して水蒸気となります。その水蒸気を熱交換器で冷却することで、真水が得られます。佐賀大学海洋エネルギー研究センターでは、10ton/day規模の造水能力を持つ海水淡水化装置を設置して、造水の最適条件について研究を行っています。

1.1.1O2-Desalination-1.jpg

 

1.1.1O3-Desalination-inner.jpg

(低圧のフラッシュ蒸発室内にノズルから海水が噴出し一部水蒸気となる)

フラッシュ式海水淡水化装置 外観 フラッシュ蒸発の様子 

 

2.2 実海域での海水淡水化の研究


佐賀大学海洋エネルギー研究センターでは、沖縄県海洋深層水研究所内に、久米島サテライトを設置し、表層海水と海洋深層水を用いて、フラッシュ式海水淡水化装置の試験を行っています。造水の最適条件や実際に得られた海水の水質の検証などの研究を行っています。

2.2.1 Kumejima satellite.JPG 2.2.2 Desalination equipment in Kumejima.JPG
IOES久米島サテライト 試験装置外観