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オランダ王国特命全権大使、
オランダの海洋温度差発電計画のためセンターを視察

 

2015年4月2日(木)に、駐日オランダ王国大使館ラーディンク・ファン・フォレンホーヴェン特命全権大使(ほか視察団7名)が海洋エネルギー研究センター伊万里サテライトを視察のため訪問されました。

海洋エネルギー研究センターは、2012年にオランダ大使館から日本の海洋エネルギーの研究開発についてのヒアリングを受け、2013年以降、海洋温度差発電の実用化を目指すオランダDELFT大学とオランダのベンチャー企業の関係者が、伊万里にある世界で唯一のアンモニア/水を用いた本格的な海洋温度差研究施設や、世界に先駆けて稼働を始めた沖縄県久米島の実証プラントの視察を目的に来日しました。その後も、オランダ大使館主催の海洋エネルギーセミナーで池上教授が講演を行い、さらに、DELFT大学で池上教授が佐賀大学で実施した海洋温度差発電の研究について基調講演を行うなど交流を深めてきました。

オランダはカリブ海のオランダ領キュラソー島で海洋温度差発電を計画しており、今回の視察となったものです。キュラソー島では、海洋温度差発電が安定的に発電可能であることに加え、海水淡水化や水素製造、農業・水産業振興、冷熱利用など、複合的に利用出来ることに大きな期待が寄せられているとのことです。

当日は、本学代表として中島副学長(研究・国際・社会貢献担当理事)が視察団を出迎え、センター長によるセンター紹介のあと施設見学があり、海洋温度差発電模擬装置を用いた発電実演の際には視察団から驚きの声があがっていました。

その後、海洋温度差発電プラントを初め、浮体式波力発電装置や浮体式洋上風力発電装置の大型模型、潮流発電試験用回流水槽など、海洋エネルギーに関する様々な実験装置を見学しセンターを後にされました。

今後のオランダの海洋温度差発電計画については、当センターも支援していく予定です。

なお、オランダのNPO法人が開設した下記のホームページでは、オランダの海洋温度差発電の取組と世界中の海洋温度差発電の情報を紹介しています。

http://www.otecnews.org/

 

(視察風景)

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研修室での概要説明 Mini OTECの説明
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潮流発電装置試験用回流水槽の説明

 
集合写真